3学期 始業式より
2024年1月9日 11時15分本校の会議室に次の額が飾られています。
4月の赴任以来、気になっており時折調べていました。
「牛」「無」「骨」は分かりましたが、最初の文字が「鐵」なのか
「鑯」なのか分からず、解決には至りませんでした。また、四字熟語で調べても
該当するものがなく、迷宮入りしておりました。
しかし、地域の方を招いた「ふれあい給食会」で一気に進展します。
ご招待した地域の方が、書の作者を御存じだったのです。
作者は「織田子青」氏であり、「鐵牛無骨」と書かれていると分かりました。
織田子青氏は「今治書神会」の会長をされた方です。
四字熟語ではなく、おそらく創作した言葉であろうことも分かりました。
個人的に調べてみると、鐵(鉄)牛は中国の故事にも出てくる言葉で、
「強健」を意味すると思われます。また、「無骨」は「猛々しさ」や
「真っ直ぐに進む様」を意味していると考えられます。
新年及び新学期を迎えるに当たり、新年の目標について次のように児童へ語り掛けました。
「揺るぎない信念を持って、惑わされず真っ直ぐに進みましょう。」
「鐵牛無骨」の意味は、今のところこのように解釈しています。
もし、このことについて詳しい方がいらっしゃいましたら、弓削小校長にご教授ください。