本日、全校朝会で「元気あふれる学校」についてお話をしました。
みなさんもよく知っている昔話「桃太郎」。
ある日、おばあさんが川で洗濯をしていると、大きな桃がドンブラコ~と流れてきました。その桃から生まれたのが元気いっぱいの桃太郎です。桃太郎は成長すると、自ら「鬼ヶ島に行って鬼を退治する」と言い出します。一見、無謀に思えるこの行動。でも、桃太郎の行動の中には、元気な学校づくりのヒントがたくさん詰まっています。
そこで、子どもたちに「桃太郎の元気3か条」を紹介しました。
①「まず一歩」の元気
桃太郎は、「僕、鬼ヶ島行きます!」と自分で決めて動きました。自分から声を掛ける、手を挙げる、一歩踏み出すなど、元気は自分の中から湧いてくる力です。
②「誰とでも力を合わせる」元気
犬、さる、キジ。全部違う動物です。でも、桃太郎はみんなと仲よくなりました。「犬だからダメ」とか「さるは苦手」とか、言いません。自分とは違う人と友達になると、自分がパワーアップします。元気な学校は、いろんな子が力を出し合える場所です。
③「怖くても、進んでみる」元気
鬼ヶ島って、聞いただけでちょっと怖いです。でも桃太郎は、「やってみよう」と勇気を出しました。 失敗してもいい。うまくいかなくてもいい。チャレンジすることが、本当の「元気」につながります。
桃太郎は、特別に強かったわけではありません。自分から動いたから。力を合わせたから。チャレンジしたから。ヒーローになれたのです。
私たちの弓削小学校も、そんな元気があふれる場所でありたいと思います。子どもたち一人一人が自分らしい一歩を踏み出し、仲間とともに成長していく。そんな学校を目指し、教職員一同、力を合わせて取り組んでまいります。
本日、東予教育事務所・上島町教育委員会の皆様が本校を訪問され、授業の様子をご覧いただきました。
子どもたちは、生き生きとした表情で学習に取り組んでおり、その姿から日々の積み重ねを感じました。教職員も、子どもたち一人一人と丁寧に向き合い、温かく力強い支援を行っており、子どもたちの可能性を引き出そうとする姿勢に頼もしさを感じました。
本校の目指す学校像は、「こどもたちの夢を現実にする学校」です。その実現のためには、日々の授業や学校生活を通して、子どもたちの「やってみたい」「もっと知りたい」という気持ちを育み、応援し続けることが大切だと考えています。
そして、子どもたちを支える教職員も、日々の教育活動や子どもたちとの関わりを通じて、互いに学び合い、成長し続ける存在でありたいと願っています。これからも、すべての教育活動を通して、子どもと教師が共に学び、共に輝く学校づくりを進めていきます。









子どもたちと、「あたたかい学校」について考えました。
「あたたかい学校」と聞いて、どんなことを思い浮かべましたか?
「教室があたたかい」「ストーブでぽかぽか」「温泉がある学校⁉」なんて思った人もいるかもしれませんね。
でも、今日のお話は、そういうあたたかさではありません。
心があたたかくなる学校。
それが、本当の「あたたかい学校」です。
例えば、こんなことができる学校です。
・友達の話を聞くとき、「うんうん」ってうなずける学校
・つまずいた友だちに、「いっしょにやろう」と声を掛けられる学校
・できたことを、友達といっしょに喜べる学校
・みんなで協力して、頑張れる学校
「あたたかい学校」は、急にはできません。
でも、一人一人が少しずつ、あたたかい気持ちで行動していけば、きっと学校全体がぽかぽかしてきます。
そして、少しずつ「 あたたかい学校」をみんなで作っていけば、
みんなの夢も、少しずつ現実に近づいていくと思います。


今朝、瀬戸内海に美しい大きな虹がかかりました。空と海をつなぐその虹は、優しく、力強く輝いていました。
学校も、家庭や地域とのつながりを大切にしながら、子どもたちの成長を支える“夢への架け橋”となるよう取り組んでいきます。
1学期始業式の校長式辞では、弓削小学校の目指す学校像「子どもたちの夢を現実にする学校」について話しました。
夢を実現するためには、毎日少しずつ頑張ることが大切です。また、先生お友達、家族と一緒に支え合いながら頑張ることも大切です。みんなで支え合って、助け合っていくことで、もっと楽しく、もっと早く夢をかなえることができるかもしれません。
みんなの夢が少しでも現実に近づくよう、私たち全員で応援しています!

校長室にある額です。
昨年に、ほぼ解読(?)していましたが、児童に話すチャンスを逃し、
まだお披露目していません。
6月の朝会での講話で児童に伝えようと準備しています。
解読できていない部分は、作者(筆者)の名前です。
お分かりの方は、ぜひ教えてください。
本校の会議室に次の額が飾られています。

4月の赴任以来、気になっており時折調べていました。
「牛」「無」「骨」は分かりましたが、最初の文字が「鐵」なのか
「鑯」なのか分からず、解決には至りませんでした。また、四字熟語で調べても
該当するものがなく、迷宮入りしておりました。
しかし、地域の方を招いた「ふれあい給食会」で一気に進展します。
ご招待した地域の方が、書の作者を御存じだったのです。
作者は「織田子青」氏であり、「鐵牛無骨」と書かれていると分かりました。
織田子青氏は「今治書神会」の会長をされた方です。
四字熟語ではなく、おそらく創作した言葉であろうことも分かりました。
個人的に調べてみると、鐵(鉄)牛は中国の故事にも出てくる言葉で、
「強健」を意味すると思われます。また、「無骨」は「猛々しさ」や
「真っ直ぐに進む様」を意味していると考えられます。
新年及び新学期を迎えるに当たり、新年の目標について次のように児童へ語り掛けました。
「揺るぎない信念を持って、惑わされず真っ直ぐに進みましょう。」
「鐵牛無骨」の意味は、今のところこのように解釈しています。
もし、このことについて詳しい方がいらっしゃいましたら、弓削小校長にご教授ください。
4月10日に入学式があり、令和5年度の弓削小学校児童が全員そろいました。
式の前には、元気はつらつな姿を見せてくれていた新1年生ですが、
式場に入場する際には、真剣な表情で、しかも堂々としているではありませんか。
もちろん緊張もあったと思いますが、新しいことに勇気を持って取り組んでいる姿に
感動しました。目頭が熱くなったのは私だけではないはず…。
式辞で「ゆうき」と「げんき」についてお話をしましたが、1年生は初日でそれを
クリアしたことになります。100点満点です。
本当に、「明るい希望しか見えない」式となりました。これからも楽しみです!
